2015年11月23日月曜日

指導者とは何か

・李登輝元台湾首相が日本語で書いた本。 ・李登輝は植民地支配下の台湾で生まれ、京大出身。 ・難しいことを考える時は日本語とか。 ・自らのバックグラウンドとして、日本の禅や教養→西洋哲学→キリスト教を指摘する。 ・昔の日本と今の日本として、哲学や古典に対する教養が薄れていることに警鈴をならす。

転落の歴史に何をみるか

・日露戦争期の日本と太平洋戦争期の日本で何が違ったのか、というのが基本的な問題意識 ・理由として提示されるのは二つ。①軍事と政策の両面に通じた指導者の不在②社会のモラルの低下。 ・その他世代論なども。

スラムドックミリオネア

舞台はインド。クイズミリオネアに挑戦するお茶汲み係の青年が主人公。物語は主人公の追憶の形で進む。イスラム教徒の家計→襲撃を受けて孤児に→ゴミ山でくらしているところを怪しい団体にひきとられる→物乞いビジネスに従事→兄弟と一緒に施設を逃げ出すも幼なじみの女の子とはぐれる→タージマハルでガイドをやって稼ぐ→幼なじみが忘れられずデリーに戻る→幼なじみを救い出すも兄弟に奪われる→電話会社のお茶汲みに→幼なじみに再会するも彼女はギャングの妾に→それでもあきらめずにクイズにでる→ハッピーエンド的なストーリー。中国に勢いがあるがインドにも勢いがある。そんな勢いを感じられる映画。

無言歌

砂漠の感じ、空の青さが美しい王兵の映画。毛沢東政権下、言論の自由が許された時期に政府批判をして強制労働に従事させられている人々を描いた話。エンディングの歌に共感してしまう部分があった。

・頭は灰だらけ、顔は泥だらけ→禅者は生涯をつくしてよりよい社会の実現に尽くす ・全ての欲望を満たすこと、永遠の命→これらを求めて自問自答を続け様々な経験を積む→今のすばらしさに気づく ・全ての偉大な社会的指導者は峻厳この上ない戦いから生まれた ・禅が持つ円環構造 ・分節の西洋哲学、混沌・統合・ロジックでたどり着けないところを掴もうとする東洋哲学

2015年11月8日日曜日

投資家がお金よりも大切にしていること

・おすすめできる本。 ・自他不二 ・自分の出費を一週間記録して見直してみる ・経済をつくっているのは自分 ・経済とは共同体のあり方を考えること ・中小企業はこの20年間成長している ・自分を信じ、他人を信じる ・エイヤで投資する ・投資とはエネルギーのやりとり ・奇跡は人がおこす ・成長にかける ・一人一人が自分の時間を使ってより良い未来を創る投資家

人工知能は人間を超えるか

 熱い本。人工知能や2045年問題について、危機感を煽ったりせず客観的にかつ奥行きをもって説明していると思う。良書。第五世代コンピューター計画について言及し、世界一を目指す気概が今の日本に最も欠けていると指摘するところが熱いと感じた。大量のデータを分析して、人が見いだしていない相関・関係性を見抜くというディープラーニングの説明がわかりやすかった。また、ロボットとAIを区別するという視点も勉強になった。政府の仕事にもAIを導入して効率化できるところが結構あると思う。